1978年、Colin Bishop氏がラディッシュを使って行った詳細な実験の結果、月の出(Moonrise)が作物の収量に影響を及ぼすということが分かりました。
その実験とは、1か月間にわたって、2列分のラディッシュを午前に、別の2列分のラディッシュを午後に種まきして行った比較実験です。
実験の結果、以下のことが分かりました。
ラディッシュ重量当たりの収量は、星のリズム、つまり種まきカレンダー等で使われている月が土のエレメントに入る「根の日」に増加する傾向を示しました。ラディッシュは根菜なので、やはり根の日に収量が増加するという結果になりました。
しかし、同時に日ごとのリズムの違いも見られたそうで、このことが月の出と作物の収量の関係性の発見に結び付きました。
Bishopは、種を植えた時間を記録していました。そして彼は、種を植える前に必ず畑に水やりをしてから植えていました。つまり、ラディッシュの種は、土壌内に埋められたときから成長を始めたということです。
その結果分かったことは、月の出(Moonrise)の時間に種まき(水やり済み)をすると、それぞれのエレメントの日ごとに(=根の日なら根の日、花の日なら花の日、など)最も高い収量を示したということです。
イギリスではかつて、ロンドンに拠点を置く月刊誌”The Astrologer”が発刊されていました。この雑誌には、必ず月の出の時間が記されており、月の出の時間に重要なガーデニング作業を行うことをすすめていました。
そこで、ムーンマスタリーカレンダーでも、月の出(と月の入り)の時間を記しています(※ただし、東京時間です)。
月の出・月の入りについては、他にも重要なガーデニング上の考慮すべきポイントがあります。これについては、ムーンマスタリーカレンダーの購入者限定で閲覧できる無料会員サイトにてお伝えしています。